◆知的障害者のバスケットボール・・・ ?
障害者のバスケットボールと、問いかけられたときに、多くの人はまず車椅子バスケットボールを思い浮かべるのではないでしょうか? 車椅子バスケットボールと通常のバスケットボールとの違いは、椅子に座った状態からゴールに向かってシュートすることのほかにも、選手がプレーしやすいように、通常のルールと異なっているところがあります。
では、知的障害者のバスケットボールでは・・?
接触したときのファウル、3歩以上のトラベリング、再ドリブルしたときのダブルドリブル等、基本的なルールは通常のバスケットボールとなんら変わることはありません。しかし、選手個人の障害の程度や意識レベルによって、対応を変える場合もあります。
出来るだけ通常のバスケットボールの競技制を中心として、日頃の練習を行ったり、試合への参加をしています。しかし、選手によっては通常のルールの理解が難しい場合には、本人のレベルに合わせて対応をしています。
選手のバスケットボールに対しての意欲は大切にしてあげたいと思います。目的意識を持ち、意欲があればレベルアップします。それはどのスポーツでも、どのレベルの選手にでも言えることではないでしょうか?
そんな個人の意識を大切に接して頂ければ幸いです。
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